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地固め療法 1クール目の結果

ここ3週間でやってきたのが、「地固め療法 第1クール」です。
最初の1週間で強めの抗がん剤を入れ、数週間様子を見て現在に至ります。





当初は1か月ぐらいはかかるだろうと見込んでいたのですが、今回は肝臓のダメージが少なく38℃以上の高熱も出ずに済んだので3週間で終わりました。






その結果が…


地固め療法1クール目CT 比較2 地固め療法1クール目CT 比較 



右側が地固め療法1クール目に入る前のCT画像、左側が地固め療法1クール目終了後のCT画像です。
上段が胸部の上部、下段が胸部の下部に当たります。
段々とCTのどこからどこまでが腫瘍なのか素人目には分からなくなってきました。








ただ、右列のCT画像では中央に白く映っている丸2つ(おそらく大動脈や血管です)の左側にぽこっと出ている黒い影が左列の画像では大体三分の一位まで小さくなっているのが分かります。
この小っちゃくなったあたりのところが腫瘍のようです。









腫瘍がまだ残っていることは分かるのですが、ぶっちゃけどこからが普通の人間の身体にある組織でどこからが腫瘍なのかもイマイチ素人目には区別がつきません。
ただ、よく見ると右列では腫瘍によってちょっと潰れていた何らかの血管が丸い形を取り戻しつつあるようですしいい方向には行っているようです。








初期 CT2016 05 30 CT 上部
 
まあこうやって初期状態と比較すると、

小っちゃくなったことは一発で分かるのですが…



ということで地固め療法1クール目の治療効果は現れたようで何よりです。
何せ初期の腫瘍が大きかったので完全寛解にはまだ時間がかかりそうですが…



今後の治療も頑張っていきたいです!
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抗生剤の点滴

骨髄抑制の時期にはどうしてもが出やすくなってしまいます…




もちろん感染予防のためにクリーンルームにも入っていますし、手洗いやうがいもやっているのですがどうしてもそれだけでは防ぎきれません。





というのも、人間は口なり胃腸なりにある程度細菌を飼っていて普段は自分の免疫で抑え込んでいられるのですが、白血球の数が少なくなるとそいつらを抑え込めなくなってしまって結局熱が出ちゃうみたいです。




さすがに身体の中までクリーンに保つことは出来ないのである程度は仕方がない感じです…





状況によって変化はするのですが、今だと37.5℃以上の熱が出た時点で細菌検査の採血と抗生剤の投与がスタートします。





細菌検査の採血は通常時の検査の採血よりいっぱい取るのでなかなか大変です…
CVが入ってから多少楽にはなりましたが、それでもCVと腕からそれぞれ採血しなければならないので大変です。






抗生剤も数種類点滴をします。3種類の抗生剤をそれぞれ1時間ずつ投与するのでめんどくさい感じはあります。
ただ、効果は抜群で38℃以上の高熱が出た場合でも大概次の朝には37度代の微熱まで戻ってくれます。






しかし、よく考えるとやっぱり抗生剤というのも優秀な薬ですよね!



ちょっと前に江戸時代にタイムスリップしたお医者さんの話の「仁」というドラマがかなり高視聴率を取って話題になっていましたよね!
あの中で主人公がなんとか作ろうと奮起している「ペニシリン」という薬が世界初の抗生剤です。





史実ではフレミングというおじさんが1900年代に作った薬なので「仁」の世界では主人公が最初の発明者ということになるわけですが…







普通の薬は脳や体の器官に呼び掛けて自分の免疫や機能を高め、その力を利用して疾患を治すわけですが、骨髄抑制期など自分の免疫機能自体が落ち込んでいる時にそのような薬を使ってもあまり意味はありません。






細菌は地球上にかなり前から住んでいた生物です。
細菌類から植物や動物が進化していったといわれています。



比較的原始的な細菌と植物には細胞壁という固い壁が細胞の周りについているのですが、動物にはその壁は存在せず細胞膜という膜に覆われているだけです。
細菌は細胞壁があるおかげで自分の形を維持できています。





抗生物質は、この細胞壁を壊す薬です。
これを使うと体内にいる細菌の細胞壁は破壊されてしまい、死んでしまうわけですが人間の細胞は一切ダメージを受けません。
人間は動物で細胞壁自体が存在しませんから当然といえば当然です。










仕組みはごく単純なのですが、単純なほどミスも少なく副作用もほとんどありません。
患者としては本当にありがたい薬です。


内出血

骨髄抑制の時期を迎え、血小板の値が下がると厄介なことになってしまいます。




ここ数日は骨髄抑制期の底を打っているので特に警戒しなければいけません。



通常15万~30万存在する血小板ですが、現在の値は6900しかなく「ほぼ血小板無し状態」と言っても過言ではありません。




血小板は血を固めるために重要な成分なので、血小板が低い時には基本的には血が止まりにくくなります。





少し口の中を噛んでしまったりすると普通は少し傷がつく程度ですが、今は血豆のようなものが出来てしまいます。






また、異様に衝撃に弱くなります。
痒いところがあるからといって少し強めに掻いたりすると跡が赤く残ってしまいますし、どこか軽くぶつけただけでもすぐに内出血になってしまいます。





身体的には動けないわけではないのですが、「万一怪我をすると」と考えるとあまり動くわけにもいきません。






まぁ、ずっとこの状態が続くわけではなく1週間程度の我慢なのですが、早く回復してほしいものです…



ステロイド剤(プレドニゾロン)

血液がんで主力戦闘部隊になってくれるのは、言うまでもなく「抗がん剤」なわけですが、それ以外に重要な補助部隊もいます。



それが、ステロイド剤です。



ステロイド剤は副腎皮質ホルモンというホルモンが含まれており、簡単に言うと体がすごく元気になる薬です。
抗がん剤と併用することで治療効果ももちろんあるようなのですが、患者的に気になるのはやっぱり副作用(というよりも体に感じる変化)です。





ステロイドを飲むとまず食欲が上がります!
僕は朝弱いタイプなので、普段は朝食でパン1枚食べるのがやっとみたいな感じなのですがステロイドを飲んでいる間は朝も食欲があって気が付くと病院食を完食していたりします。





これは普段の自分からはあんまり想像できない姿ですね…
実際、ステロイドをやめると普段通りの感じに戻っていきます。





もう一つは、あんまり寝れない(というか寝なくても平気になる)ということです。
ステロイドを飲んでいる間は、なかなか寝付けません汗
寝付きが悪いと普通は寝起きも悪くなるものなのですが、ステロイドが入っているとちょっと違います。
目覚まし時計を掛けているわけでもないのに6時位には自然と目が覚めてしまいます。
そして、一回目が覚めるとなかなか再びは寝付けません…





本人的にはそれで苦しいことがあるわけではないのでまぁいいっちゃいいんですが…
なんとなく「ちゃんと寝れてない感」が残ってしまいます。




僕は、寛解導入療法で1か月以上ステロイドを服用していたので「ビミョーな寝不足感」が1か月は続きました。





飲み薬としては結構強烈な薬であるようです。

キロサイド(シタラビン)

今回の地固め療法第一クールで使用する抗がん剤は基本的に寛解導入療法の時に使ったのと同じ種類の抗がん剤です。




その中で、唯一新しいタイプの抗がん剤がキロサイド(シタラビン)というものです。




この抗がん剤は、発熱とか骨髄抑制が起こる可能性があるそうなのですが比較的自覚症状は少ない種類のやつらしいです。




キロサイドの打ち方には二種類あって、大量療法(短期間で一気にいっぱい打つ)のと少量ずつを長く打っていく(1週間位)方法があるようですが、一般的には初期段階の地固め療法で後者を、最後の〆の段階で前者をやることが比較的多いそうです。



もちろん治療方針によっては逆でやることも十分あり得るそうですが…



ということで、僕は今後者のやり方でキロサイドの投与を続けている真っ最中です!
24時間体制で7日間少しずつキロサイドを連続投与していきます!



今日が5日目なのであと2日といったところですね


現時点では自覚症状はあまりないですが、今後骨髄抑制とかでまた面倒な日々になるかもしれません汗
プロフィール

cancerfighter18

Author:cancerfighter18
N-tomo 18歳(罹患時)
(2016年に闘病していました。2019年現在、全然元気です。)
(病名:T細胞性リンパ芽球性リンパ腫/白血病)

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