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抗生剤の点滴

骨髄抑制の時期にはどうしてもが出やすくなってしまいます…




もちろん感染予防のためにクリーンルームにも入っていますし、手洗いやうがいもやっているのですがどうしてもそれだけでは防ぎきれません。





というのも、人間は口なり胃腸なりにある程度細菌を飼っていて普段は自分の免疫で抑え込んでいられるのですが、白血球の数が少なくなるとそいつらを抑え込めなくなってしまって結局熱が出ちゃうみたいです。




さすがに身体の中までクリーンに保つことは出来ないのである程度は仕方がない感じです…





状況によって変化はするのですが、今だと37.5℃以上の熱が出た時点で細菌検査の採血と抗生剤の投与がスタートします。





細菌検査の採血は通常時の検査の採血よりいっぱい取るのでなかなか大変です…
CVが入ってから多少楽にはなりましたが、それでもCVと腕からそれぞれ採血しなければならないので大変です。






抗生剤も数種類点滴をします。3種類の抗生剤をそれぞれ1時間ずつ投与するのでめんどくさい感じはあります。
ただ、効果は抜群で38℃以上の高熱が出た場合でも大概次の朝には37度代の微熱まで戻ってくれます。






しかし、よく考えるとやっぱり抗生剤というのも優秀な薬ですよね!



ちょっと前に江戸時代にタイムスリップしたお医者さんの話の「仁」というドラマがかなり高視聴率を取って話題になっていましたよね!
あの中で主人公がなんとか作ろうと奮起している「ペニシリン」という薬が世界初の抗生剤です。





史実ではフレミングというおじさんが1900年代に作った薬なので「仁」の世界では主人公が最初の発明者ということになるわけですが…







普通の薬は脳や体の器官に呼び掛けて自分の免疫や機能を高め、その力を利用して疾患を治すわけですが、骨髄抑制期など自分の免疫機能自体が落ち込んでいる時にそのような薬を使ってもあまり意味はありません。






細菌は地球上にかなり前から住んでいた生物です。
細菌類から植物や動物が進化していったといわれています。



比較的原始的な細菌と植物には細胞壁という固い壁が細胞の周りについているのですが、動物にはその壁は存在せず細胞膜という膜に覆われているだけです。
細菌は細胞壁があるおかげで自分の形を維持できています。





抗生物質は、この細胞壁を壊す薬です。
これを使うと体内にいる細菌の細胞壁は破壊されてしまい、死んでしまうわけですが人間の細胞は一切ダメージを受けません。
人間は動物で細胞壁自体が存在しませんから当然といえば当然です。










仕組みはごく単純なのですが、単純なほどミスも少なく副作用もほとんどありません。
患者としては本当にありがたい薬です。


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プロフィール

cancerfighter18

Author:cancerfighter18
N-tomo 18歳(罹患時)
(2016年に闘病していました。2019年現在、全然元気です。)
(病名:T細胞性リンパ芽球性リンパ腫/白血病)

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